20251012【鹿嶋PJ】茨城県鹿嶋市の花火大会に参加しました!

 2025年10月12日に開催されたMeet to Art in 鹿嶋市花火大会にて、齋藤ゼミでは、まちづくり鹿島株式会社が企画した有料席の受付・案内業務と、提灯の配布を担当しました。

 昨年度のキーワード「灯り」を今年もテーマに据え、提灯づくりを通して花火大会を盛り上げることを目指しました。夏休みの間から、ゼミ全員で「どうしたら提灯で会場を楽しくできるか」を話し合い、いろいろなアイデアを出し合いました。竹を使ったり、竹ひごを使ったりする案もありましたが、最終的には竹ストローを使って作ることに決定。

 しかし、実際に作ってみると強度が足りなかったため、紐を巻いて補強する工夫をしました。この紐の巻き方がデザインのアクセントにもなり、試行錯誤の中でオリジナルの提灯が完成しました。

 提灯づくりは、授業や課題で忙しい時期でも、みんなで時間を見つけて協力しながら進めました。また、自分たちでゼミのロゴをデザインし、オリジナルパーカーを作って全員で着用。イベント当日は、このパーカーを着て参加し、チームの一体感を感じることができました。

 当日はお昼過ぎに鹿島神宮駅に到着。たくさんの提灯を持って会場に向かい、設営や受付の準備を始めました。19時になると、いよいよ花火が打ち上がりスタートです。有料席から見る花火は迫力満点で、音も光も本当に感動的でした。自分たちが配った提灯を持って子どもたちが楽しそうにしている姿を見て、「自分たちの活動が誰かの思い出になった」と感じ、嬉しくなりました。

 花火大会の終了後は片付けを手分けして行い、スムーズに終了しました。今回の活動を通して、イベントの運営には多くの人の協力や努力が必要だということを改めて実感しました。大変なこともありましたが、その分やりがいも大きく、貴重な経験になりました。

 花火大会を終えて振り返ると、鹿島という地域の温かさや、人と人とのつながりの大切さを強く感じました。提灯づくりの段階では不安もありましたが、仲間と支え合いながら準備を進め、無事にやり遂げることができたことが大きな自信につながりました。今回の活動を通して、ゼミの絆もさらに深まったように思います。

 最後に、今回の活動の機会をくださったまちづくり鹿島株式会社の済藤さん、そして鹿島の皆さまに心より感謝いたします。今回の経験を糧に、これからもまちづくりに関わる活動に前向きに取り組んでいきたいです。


東洋大学 福祉社会デザイン学部
人間環境デザイン学科 齋藤 咲

齋藤博研究室

まちづくり・都市計画研究 東洋大学 福祉社会デザイン学部/ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科